さようなら、あなたの未来
あなたもここまでだったか
これからあなたは私の中で
もう更新されることはない
あなたの中のわたしもまた
今後更新されることはない
いつかまた出会ったときは
全く違う者になっていたい
だからわたしはこのように
あなたを向かずに前を見る
作者別: kobunata
もしもし
東の空に土星
西の空にベテルギウス
今日が昨日になった
明日も私は最寄り駅までひた走る
There is Saturn in the sky of the west
There is Betelgeuse in the sky of the east
Today became Yesterday
I’ll run to the nearest station again tomorrow
こうでありたいからこうするだけ
理想の自分像がある
それに従った法律がある
自分以外は誰も救わない法律がある
その法律に則って生きてみる
本来の自分は無かったことになる
虚しさもあるが、満足感もある
全く人のことなど考えて生きていない
自分が
こうでありたいからこうするだけ
i have my own image
and i have the law in conformity with it
the law save no one else but me
live in accordance with the law
there is no myself
there is also emptiness, but there is also a sense of satisfaction
i do not live without thinking that others at all
yes i would
i would like to be this way, so i just do this way
凸凹
激しいビートの曲の主音がピアノになった
でもどうしても明るく表現できなかった
すべて夢なら
tonic of noisy beat’s song became piano
but nobody was able to describe the song happy
I wish it were all a dream
今夜は居るの?
ジュースみたいなお酒は美味しくないのにジュースみたいなお酒しか飲めない
ハンドクリームやファンデーションを塗った手だとスマホが触れない
大事なものほど頻繁に地面に落としてしまい傷つけてしまう
長い人生のうちで今が一番自由で楽しい時期だと思う
満腹なのもわからずついつい食べ過ぎてしまう
寝る前にシーツを変えるのはめんどくさい
彼氏にしてたい人は一人しかいない
謎が多い人は近づきたくなる
付き合いたい人はいない
好きな人は結構いる
いいsketch
今朝は眠りかけの月を見て
今晩は頑張ってる月が見える
ちょっといつもと違うことをするだけ
Nu Creator
達成と後悔と成功と崖っぷち
自然の脅威にさらされた人間は
必然的に人生について考えさせられる
今と昨日が全然違ったものになる
こんにちはよろしく
まるで彼は玄関先で待ち伏せをしているかのよう
まるで彼は何人も存在しているかのよう
縁を切られても縁を切られても
何度も同じような人が訪ねてくる
東の黒
日が沈むのが早くなったから
寄り道しないいい子になった
日が沈むのが早くなったから
焼かれた肌が剥がれていった
東の空が黒くなったと思えば
駅のホームで寒さに震えだす
冬は考えごとが多くなる時期
寒さは人を黙らせる
明日も寒い
今夜は何を考える
鳥や虫はどこへ
昼間の、なだらかな山の登山道
細い木々の間、明るい砂利道
砂時計の砂のように降る日の光
あたりは誰もいなかった